Smiley Moments

Tokyo - U.S.

Ph.D.受験の敗北...

1月末から徐々に博士号の結果が大学から通達されていましたが、
私の応募したプログラムはなかなか結果が出なくて。

夜にメールが来るだろうかと、
深夜に何回も起きてメールチェックする、
待ちに待ち続けたここ2ヶ月。。。

しかしながら、

結果は全部、不合格。。。

 

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一年以上も前から準備始めたPh.D.

学会にもチャレンジしたり、
卒論も念入りに作って、
満点のグレードも保ち続けた。

半年以上も念入りに学校を選んで、
今まで見た中で一番良いと学部長に言われたエッセーを書き、
writingのサンプルの磨きをかけ、
ジョンズホプキンズで考えて授業選択して築いた教授からの熱い支援。

この韓国生活と夫に捧げた2年が報われてほしいって、
ずっと願っていたけれど、
桜は咲かずに、枯れていきました。

 

言い訳に聞こえるけれど、
今年はすごく倍率が高く、
受けた大学の合格率は3ー7%ほど。
50人に1人か2人の倍率に勝ち残るのは相当難しかった。

 

受験者が増えた原因は、
コロナが落ち着いたことと、
GREの試験がなくなったことが大きな要素かと。

あと、永住者となって国内生で受験した私。
留学生枠が半分くらい設けられていることが多く、
アジアからの留学生が多い現在、
国内生で、アジア人を取る傾向がどちらにしろ少なかった。

例えば、第一志望の大学の去年合格した人、
58%が国内生で、白人とアフリカンアメリカン
38%が留学生のアジア人(日本ではない). 


最近よく話題にもなるAffirmative Action.
アファーマティブアクションとは?その意味と具体例、問題点を紹介します。 - Resily

社会的システムによって差別はまだまだたくさん残っていて、
そのギャップをなくすのは大切だから、
この政策の意図もよくわかるし、必要だとは思う。

けれど、人種や性別の大きなグループに分けられた時、
個々人の能力って、
どこまで公平に判断されるのかなって。。。

まぁ、大学側も色んな方向から考えなくてはいけないから、
ストレス満点だとは思いますが。。。

 

 

まぁ、Rejection letterは
片思いの人からの断りメールのようにしか見えなくて、
失恋状態。

 

2020年にコロナが始まって、
希望の就職ができず、
日本に帰ってきて、結婚。
だけれど、夫の韓国での任務が伸びて、
急に強いられた、言語も通じない異国での引きこもり生活。
去年大学院を卒業しても、
韓国でインターンシップをすることもできず、
職を手にする機会をまた逃す。

今度こそは、
三度目の正直で運が回ってくるはずって、
すっごく期待してもいた。

博士号を持つ親戚や、
姉や兄が持つ国家資格のように尊敬される立場を目指したかった。

なんで私はこんなに上手くいかないのか。
能力と努力が足りていないのか。

心が潰され、自己嫌悪。
まさに、マイリーサイラスのWrecking ball。

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夏からは夫について、
DCという見知らぬ場所、それもEast Coastにての生活開始。

LAが好きでアメリカに飛んだ私は、
目的もなく、希望する職種もない土地にて
また一から生活を始めるのがうんざり。

 

確かに、ポジティブに新たな場所に挑むのはいいけれど、
ど田舎の韓国生活は、惨めでトラウマ。

言語がわからなくて、
スーパー行っても、
何のフレーバーなのか、何が入っているのか、
甘いのか、辛いのか、わからない。

空気は悪すぎて外にすら出れないし、
基地の周りの料理店は高値をつけて、
クオリティーの悪い料理を提供している。

 

"ダンス教えれば、ダンススタジオあるよ"
って応援してくれる人もいるけれど、
私は講師になりたいわけでも、
ダンスならなんでもいいわけでない。

特に、東海岸と西海岸が変われば、
ダンスのジャンルはガラッと変わる。

アメリカとイタリアのピザや、
ロシアとイギリスのバレエが違うように、
私が好む、追求するジャンルが、スタイルがすでに存在していて、
あえて、気を紛らわすために他のジャンルを試すつもりもない。

友人からの応援なのは十分わかっている。
だけれど、
”若いから、まだ色々取り込める、
DC好きだった、
博物館が楽しい、
桜が綺麗"って意見は、個人的感想でしかなくて。

住むとなったら、
友達も仕事も、趣味もゼロから探さなきゃだし、
第一に、湿気の強い地域に住むということは、
神経に後遺症がある私は夏にはいつも薬を飲まなきゃ行けないし、
冬には体調を崩しやすくなる。


多彩な理由があってLAにこだわっていた私にとって、
アメリカのLAや、目的が一個もない場所に住むんだったら、
今までの努力はなんだったんだろうなって思ってしまう。

"少なくともアメリカだから"って
終わらせられない頑固な私。

 

SiaのAliveは歌詞がとてもパワフルで元気をくれる。
MVには9歳の日本人の空手家が登場。

"雷雨の中で生まれて、1人で遊んで、生き抜いた。
嫉妬をまとい、だけど嫌い、生き抜いた。
...
悪魔たちが集まるとこに片道チケット、
希望がなく、嘘が蔓延っていたけれど、
枕で泣くことを学んだ、でも生き残った。

まだ息をしているし、生きている" 

ヒットするまでに時間かかったSia。
彼女の歌声には、人生の苦悩と葛藤が反響している。

音楽ってほんと人を癒してくれるよね。

 

今言えることは沢山ないけれど、
ただ、ぶらぶら生きていないで、
来年からはロースクールに行って、
法律家/弁護士になろうかと考えています。

アメリカの法律学校は安くもなければ、
勉強量は半端ないと聞きます。

LSATという、
法律大学の運命がほぼ決まるという入学試験も受けなきゃだし、
学費もレベルも自分に見合った学校も探さなきゃ。

 

でも、
何があっても、一つだけ絶対に諦められない働きたい会社があって、
どんなにかかっても実現させたい。

まぁ、すぐにはフルモードになれないけれど、
少しずつバンドエイドを剥がして、
次の道に歩いていくしかないですね。

とりあえず、モチベ上げるために、
先週に再開されたディズニーランドのMagic HappnesをYouTubeで見続けて笑

Dreams were made to make come true. 
夢は叶うためにつくられている。

Into the unknown
未知の道に進んでいこうかと思います。

ではまた!