Diversity に対して意識の強い人が多い都市であっても、差別は起こります。
アメリカで住んでいたら差別を受けます。
根本的に、アジア人をあからさまに避けてくる人もいます。
でも、パンデミックが始まってからアジア人に対するヘイトクライムは特に頻繁に起こりはじめました。
先日、ジョージア州アトランタで、白人男性が3件のマッサージスパを襲い、8人を銃殺しました。
そのうち6人がアジア人。
そして、社会がようやく、アジア人に対するヘイトクライムを問題だと認識はじめました。
コスモポリタンが
このアジア人差別の背景をとてもわかりやすく書いていたので、私は書かないでおきます。
むしろこっちを私の記事読む前に読んでください。
日本人はよく、アメリカ人はみんなフレンドリー、優しいーって言いがちです。
でも、旅行での経験、
それも英語があまりできなかったり、文化をわかっていなかったら、
差別されてる/馬鹿にされているってことも認識しにくいと思います。
意外と理解されてないのが、
Asian Fetish /イエローフィーバー
とも呼ばれる、アジア人が好きな白人のこと。
何が問題なのかというと、
アジア人のステレオタイプや男尊女卑の文化を美化して、それを特に身体の関係に持ってきて、
アジア人ばっかりとデートしている変態だから。
詳しく知るならこの記事
「日本に行けば誰とでもヤレる」。迷信を信じる外国人の“差別的なフェチ”に激怒し、声を上げた一人の女性(2017年9月13日)|ウーマンエキサイト(1/4)
日本で例をあげるとしたら、
デートティングアプリとか、ナンパしている白人で
"英語できなくても大丈夫"って言ってる人。
これ、白人のアジア人に対しての性的なファンタジーを求めてるんですよね。
カルチャーとか人格以前に、アジア人はエギゾチックな物、
とか、アジア文化のコレクションの一部っていう視野なんです。
確かにタイプとこのフェチの境界線は浅いし、話しはじめたらキリがない。
ただ、
日本文化をリスペクト!寿司好き!日本語教えて!君は、よくいる日本人と違う!
っていうのは、危ないゾーンに入ってくるし、これ、個人的に言われるのちょー嫌い。
特に、付き合うっていうなら。
私もこーいうメッセージをアプリでももらったし、
LAでの実生活でも、こーいってナンパしてくる男がいました。
で、
今回、ジョージアで起こった事件もこれも原因だと言われています。
J氏がこの事件のことを持ってきたので、話したけれど、
事をニュースとして見ている様子。
ムーブメントや、根本的な事件解決に視点を置くのではなくて。
ただ、自分にWhite Privilegeがあるのは重々理解して、
私がModel minority mythについてや、他の考えを言って、
少しは視野が広がった様子。
どうしよう。
J氏もAsian Fetishの一環だったらw
いやぁ、interracial coupleってむずい。
白人と付き合うだけで、私は逆に日本だと外国人しか恋愛対象におかないいわば外専って見られがちだし(すでに似たようなこと言われてる)。
ま、みなさん、外人と付き合うときは、しっかり本人を見ましょう。
雑w
じゃあ、今日の記事で何を描こうかって思った時に、ふって思ったのが、
日本での海外で活躍するアジア人に対する認識の弱さ。
アメリカ=白人
っていうディフォルトなコンセプトが強いからなんだと思うんですが。
日本では認識が低いけれど、
素敵な若者のミュージシャンやアクターがたくさんいるんです。
例えば、
Awkwafina
Crazy Rich Asian/ Oceans 8 にも出ていた、
ゴールデングローブも受賞してるアクター/コメディアン。
ちなみに、読み方はオークワフィナって感じで、
ラップを歌ったりもしてる、今後も楽しみな多彩なアジア人。
Lana Condor
NetflixのTo all the boys I've loved beforeシリーズで特に有名になった、
ベトナム系アクター。
ちなみに彼女はアダプトされて、白人の両親を持つ経歴で、
それについても、speak upしていて、
笑顔が耐えなくて、ほっぺもとってもかわいい。
Ross Butler
シンガポール出身の身長も高いアクター。
ディズニーチャンネルから始まり、
Riverdaleや13 reasons why などのNetflix 王道ドラマシリーズで
唯一のアジア人メインキャラとして活躍。
Charles Melton
RossがNetflix のドラマでダブルブッキングして、Riverdaleの役を降板した時に
代わりに彼の役をやることになり、さらに注目されたアクター。
ベストセラー作家の本、The Sun is also a starの実写化で主人公を演じていた。
そして最後に紹介したいのが、Olivia Rodrigo
フィリピン系アメリカ人、ディズニーチャンネル出身の17歳。
今年の初めにリリースされた、初のシングルは、全てのストリーミングサービスで全米/世界1位の再生回数を獲得。
これだけの再生回数を獲得したのは、5年ぶりだとも言われていて、
数多くの大物アーティストの快挙を塗り替えている彼女。
最初はそこまで気に入らなかったけれど、
聞けば聞くほど、歌詞も歌声も良くて何回もきてしまうような、
Rawで自然体を大切にしているスタイルは、
まさに、Gen Z(だいたい1996-2010生まれ) が好んで求めている曲なんだとも思う。
イメージとしては、Billie Eilishとか Noah Cyrus と似てる感じかな。
アジア人の活躍にもっと日本でも認識が増えて、
そしてアメリカでのヘイトがなくなればいいな。