Smiley Moments

Tokyo - U.S.

こども心と起点を取り戻す旅

Ph.D.受験に失敗して、
木っ端微塵に心が崩れ、行き場を失った先月。

とりあえず、自分が戦いを挑んでみた事を受け入れることにフォーカスをおきました。

 

夫中心の転勤生活が今後15年ほどと考えると、
どうしたら、自分の本当に好きなことをどうして続けにくい。
一緒に育ってきたエンタメの世界が一切ない場所への重なる転勤には、
一からの生活基盤、友達作り、そしてキャリア形成がつきもの。

一方で、
転勤先では、まず職場があり、仕事仲間ができて、実の家族とも近くなる夫。
どんどん先に先にとキャリアを作り上げて、
目標に歩いていく夫の人生に
どうしたら自分は埋もれないか。。。

不安と絶望でこのトピックを考え始めると鬱になります。

 

だから、
とりあえず、何か次の目標が欲しくて始めたロースクール受験の準備。
別に法律にとっても興味があるわけではないけれど、
将来性はあるし、安定職。
学位もドクターまで持っている夫や、
国家資格持っている上2人兄弟にも
劣ることない職業を私も持てるかなって思ったんです。

それを決めて1ヶ月、
嫌気がさしているミリタリーと
夫しかいない生活から一切距離を置いて、
日本でのんびりと回復。

 

徐々に人に会って、色々話して。

今回の旅で言われて心に残った言葉。
"自分の興味を追求、そして情熱のあるものを大切にしてね"
"何をしようと、海外に出て何かしようとするあなたの行動力を応援している"

大切にしようとしていても出来ないワダカマリは消えなかったけれど、
日本滞在の後半から少し転機。


LAで出会った日系アメ人のすごく仲良い友達が
日本に仕事(ダンスのティーチング)で来てくれてたんです。
10年来の仲で、コロナ前はほぼ毎週、週2-3位合うような2人。
年は10以上も離れているけれど、
兄弟構成が一緒、ダンススタイルが同じ、試行観点が似ていて
話し始めると永遠に終わらない様な感じ。

体型も雰囲気もすっごく似ているため、
アメリカ人からも日本人からも、兄弟?って聞かれるほどw 

でも、コロナ起きてからは、
メッセージは考えすぎるから既読スルーか見ないっていう相手なんで、
疎遠になっていて3年間全くコンタクトゼロ🤣

でも、ひょっと彼の教えるクラスに行ったんです。

まさか、私が日本にいるかとも思っていなかったため、
大サプライズとなりました。
その後、私が日本を離れるまで何度か会って、
ご飯食べてカフェで何時間も喋って。

たくさん笑って、インスパイアされて、時間を共有して。

青春のたくさんの思い出、
無邪気に好きなことを追及していた頃の自分が蘇って。

"あぁ、この感覚、ずっと失ってたなぁ"


夫はエンタメとは無縁で、ディズニーすら行ったことない。
日本語もわからないし、アジア人である私の経験もシェアできない。
共通点が少なくて、
ミリタリー1色の結婚生活で埃かかっていた私の童心が
少し洗われた感覚でした。

 

日本を離れる2日前、
ディズニーランド40周年のスニークで
4/15から公式に始まるパレードが早く見えると知ったためパークに。

ポップでアップビートな新しいパレードでは、
ソーシャルディスタンスがなくなって、キャラクター同士が触れ合い、
ダンサーさんも戻ってきて、
ああ、コロナ前に戻ってきたなぁってウキウキさせてくれて。

 

念願のベイマックスに登場するモチのぬいぐるみを買ってもらって持ち歩いたり、
キャストさんとたわいない会話を楽しんだり、
ブラスバンドを見てるゲストが一体となって楽しんでいる空間を実感できたり。

 

   

 

そして最後、クラブマウスビートっというショーの抽選に当たったので行くことに。
本音を言えば、前回も行ったから行かなくていいかなーって思っていたレベル。

だけれど、これのフィナーレまで40周年用にアップグレードされていて、
まさかまさかのミッキーを含むオールスター登場。

ビッグなサプライズに思わず子供のように歓喜をあげ、
興奮が止まずに帰宅路についた私。

 

翌日は泣く泣くパッキングをして、
お土産をたっぷり詰め込み飛行機に乗り込みました。

 

韓国に戻り、人と会うことがなくなり、
アメリカに戻るための引っ越しん準備を始める側、
LSAT(ロースクールの共通テスト)の勉強も始めたんです。

で、課金の日本語で言う予備校みたいなオンラインプログラムに登録しようとした昨日、
自分の将来についてふっとまた考え始めました。

ロースクール終わったら、次の転勤時期を考えると子供も考えなくてはいけない、
転勤をしたらまた就活で安定しない。
ロースクールに行っているより、がむしゃらにも好きなことしていた方が、
結局は幸せなのかな・・・。

 

そして(あくまでも仮定の仮定ですが)
もし私の子供が他の子供に私の仕事を聞かれた時
"お母さんは、ディズニーで夢を作ってるんだ”って言うのと
"お母さんは、法律家だ"って言うの
どちらが私に意味あるかなって思ったんです。

私が子供だったら、親がディズニーで働いているっていうのとても誇りに思えて。
反対に、夫なら法律家を選ぶかと。

 

夫のvalue systemはシェアできないし、
過去の経験が違うんだから出来なくて当たり前。
でも、転勤族でミリタリー家族だからって
私が、彼や他人のために価値観を変える必要ないんだなって。

 

ロースクールへの投資より
自分のクリエイティブなサイドを磨けるものに投資したい。
他の学位かもしれないし、
短期ででも別居してやりたい仕事することなのかもしれない。

私の人生設計の起点は
この前ディズニーランドで自分が経験した
感動だったり、笑顔を他人に作ることだから。

 

きっと、私が望む場所には当分転勤はないだろうし、
エンタメ界への復帰はとても長いと思う。

だけれど、
自分の生きがいを
他人のために押しつぶすのはもう終わりだなって。

そう考えたら楽になって、
現実的にはPh.D.には桜が咲かなかったけれど、
心に色が戻ってきて、桜が咲いた感じ。

 

    

 

前回に紹介したカウンセラーPocheさんの本『あなたはもう、自分のために生きていい』にて、
自分軸(自分の意思を大切にすること)はわがままとは違う
って書いてあって、まさにこれだったんだって。

確かに結婚生活は調和が必要。
でもそれは、一方がどちらかに合わせて生まれるものではない。

 

新しいパレード
"Disney Harrmony In Color" 

 

パレードの新曲 Living in colorで言っているように、
We are living in color, We can shine within。

レインボーカラーの無限な個性で共に生きているし、
内面の動機や希望から輝くことができる。

 

今は水やり忘れてた感じで、私の自分軸が萎びれているので、
徐々に復活させて、
自分の好きなことと情熱を大切に次の道を見つけていきます。

 

ではまた!