さて、前回の記事で、紙の免許を取得した私ですが、DMVの悪夢はまだまだ続きます。
まず、１ヶ月半経っても本物のプラスチックの免許が送られてこないのです。
ネットでは朝イチに電話するのがいいと言う、アドバイスを見て電話するものの、
“Your waiting time is 2 hours”
って長時間待たされる。
が、１時間経ったくらいで、突如切れるのでまた一から始まりの繰り返し。
なーんーでーー。
また待って切れるのはバカバカしいから、他の方法を探す。
DMVはFacebook やTwitterをやっているので、コメント欄にまだ届かないというコメントを残す。
そしたら、３ヶ月最大かかりますと返信が翌日来る。
しかし、紙の免許の有効期限は３ヶ月。
２ヶ月経ってもこないので、またコメント欄に書く。
そしたら、dmvのメールアドレスと、ケースナンバーを渡され、メールが直接できることに。返信は1週間後にくる。
1個目のメールには、
"We appreciate your patience in this matter (待ってくれてありがとう)"
いや、それ、何も回答してないし解決してないんだけれど。。。
もうどうすればいいのぉって思ってたら、翌日にまたメールが来る。
“あなたの、身元確認の書類をメールで送ってください”
なんだよもぉ〜って思いながらも、書類を送る。
そしたら、数日後に
“今日、あなたの身元確認ができて、免許は発行されたので、30日以内にくるでしょう”って。
わーい。FINALLY！
DMVは数年前までは、書類をFAXしてくださいっていう要求で、結局手続きが終わらないことも多かったみたいなので、不幸中の幸いだったのかな。
コロナウィルスの影響で、オフィスが閉まり、ようやくネットで免許の更新などができるようになってくらいだから。
話は戻って。
その、DMVからメールが来たときにはすでに私の紙の免許切れるまで一週間。
カードが本当に来るかどうかわからないし、万が一を見越して、DMVの予約をとっていた私はDMVのオフィスに行き更新をしようとする。
留学生がDMVで手続きするときに必要な書類は
ビザ、パスポート、I-94（ネットで確認でき印刷する入国の記録) など。
でも、初めてDMVに行った時にスタッフに、I-94はいらないって言われてポイってされたんです。
なので、私はI-94を持たずに行ってしまう。
運良く混んでなかったので、ほとんど待たずに窓口に。
そしたら、
”Where is your I-94?”
やっぱりいるんかーーーい、やられたーーーーーっ。
アメリカは、人によって言われることが変わるって、よく聞いていたけれどさ。。。
仕方なく、I-94を印刷し30分程度でDMVに戻る。
入り口の受付の怖いおばちゃんに、予約あるかって言われて、予約はあったけれど書類足りなくて戻って来たと言ったら、
“YOU ARE LATE”って言われる(グサっ)。
でも、まだ若かった私、もうこの免許に対するストレスで泣き崩れそうになってた。
そしたら、そのおばちゃんが同情というか可哀想に思ったのか、
“Ok, you girl, go there and wait(しゃあない、あっち行ってまってなさい)” ってなんか列をスキップしてほとんど待たずに窓口に行かせてくれた。
ってなわけで、紙の免許を更新したのでした。
本物の免許はその2週間後くらいに無事に到着しました。
いやぁ長かった。結局夏に免許取得を始めたのに、カードを貰ったのは１月すぎてたからね。
で、去年の4月が更新だったので、2月くらいに更新手続きの手紙がくると予想してた。
しかし、更新のお知らせの手紙は１１月終わりに届いて、１２月あたまくらいにチェックとフォームを書いて送り返す。
ネットには、三週間ほどで更新されたのがくると書かれてるのに、２月になっても送られてこない。
調べてみると、DMVは間違えて、2-4月に更新が必要な人にとても早くに手紙を送ってしまい、その人たちは更新がされていないという事件が起きてると知る。
なーーーーぬーーーーーってなる。
Facebook ではなく、今度はTwitterで聞いてみる。
そしたら、DMしてくださいと言われ、私のインフォメーションを与えると、
あなたのは一週間前に更新されてますって連絡が返ってくる。
電話しなくて良かったーーーー。
無事にその後、新しい免許は届きました。
こんな笑顔な写真じゃないけどね。
ってなわけで、DMVはずさんです。
私の個人情報とかどう取り扱われちゃってんのかなーって思うし、だからフェイクIDがたくさん出回っちゃうんだろーなーって思うほど。
DMVはアメリカ生活をする上で、いい洗礼だったと言うか、いろんな意味で強くしてくれたw
結果として、私がアメリカで運転を０から取得するのは簡単ではありませんでした。
きっと、日本で運転して来た人だと、右と左の違いをマスターすればあっという間に取得できると思う。
昔は、アメリカで安く短期で免許を取得して、日本で書き換えるってこともできたみたいだけれど、今の日本は長期滞在を証明しないと書き換えられなく、さらに教習も受けなきゃいけないみたいで、とても面倒くさいみたい。
日本でとると、きっとストレスレベルは断然に低いはず。
ちなみに、２１歳以下の人がもらう免許は縦型で、アルコールが飲めるか飲めないかをすぐに見分けやすくしてるそう。
16-21才くらいだけが貰える、レア版を持ってる私でした。
大学生の場合、学校のIDカードが身分証明になるけれど、そこには基本的に生年月日が書かれていないので、免許を持っているのはすっごい楽です。
買い物でアルコールを買うとき、バーでアルコールを飲むときとか、必ず確認されるので。
日本では、きっとありえないくらいな仕事っぷりを見せてくれるDMVと免許取得にまつわるお話はこれにて終了〜。
