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Tokyo - U.S.

LAで免許を取得 前編

LA に渡って、数年はバス、後にUberやLyft を利用してたけれど、車社会のLAで生活するにはやはり免許が欲しくなった当時18歳の私。

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生まれも育ちも都内育ちの私は運転とは無縁だったので、知識ゼロ。
だけど、アメリカは免許取りやすい、ゆるい、安い、と聞いていたので取ってみることに。
18歳を超えると、取得までの道のりが簡単になるのも知ってたし。

 

まずは、ペーパーテストなので、ネットで日本語の模擬問題みたいなの見つけて、大体の決まりを理解。
今は、DMVが日本語で公式のテキストブック作って、pdfでダウンロードできるみたいなので、日本語でも勉強しやすいね。

当時の私は、ろくに勉強せずDMV(運転免許試験場)に。
DMVは仕事が遅いことと、待ち時間が数時間と長いことで有名で、ディズニー映画のズートピアでも、この仕事の遅さをディスってるシーンがあるんです。

なので私は、開く1時間前の早朝7時くらいに行って待ったの覚えてる。
ペーパーテストの前に、書類を書き、手数料を確か40ドルくらい払って、写真をブルーの背景で撮ってもらう。

テストは、パソコンで英語か紙で日本語かと聞いてくれたので、日本語を選択。
30問くらいの選択テストで、間違え4問までokだったと思う。
日本語のテストも3種類くらいあり、そして日本語文もおかしい。

1回目のテスト、8問くらい間違えて、もう一回。
2回目のテスト、さっき日本語でバツだった問題で正解であろう選択に変更。
結果は、6問間違え。そして、1回目でもバツとなった問題で、またバツとなる。
そう、問題の答え自体が間違ってる。。。
試験管のスタッフは、見直すー?って聞いてくれて、見直して、3回目。
ありがたいことに、その答えが謎の問題は入ってなくて、ほぼ満点でパス。
仮免取得!

その時の試験管のおにーさんは、1日に3回まで受けていいよって言ってくれたのですが、判断はスタッフによって変わるのでラッキーだった。
友達は、一回不合格で一週間開けてこいと言われたらしいし、英語のパソコンで受けたらきっと違うと思う。

しかーーーーーし、私には本免許を取得するまでに数々の試練が待ち構えていた。

まず、18歳以上の人は、DMV公認のトレーニングに行かなくてよいし、友達などでも免許持ってる人に運転を教えてもらうことは可能。
大体のアメリカ人のティーンは、家族に教えてもらうのが一般的。
しかし、ペーパードライバーのハンドル握ったことない私は、友達の家族にわざわざ頼むのも気が引けるし、トラブル起こしても嫌なので、プロの先生を探すことに。

ビビなびという、オンラインで情報たくさん、LAのタウンページで見つけた経験豊富だというドライビングスクール。
しかし、これが大失敗だった。

日本人の女性講師(仮名:田中先生)は中年の方。

f:id:lavinla:20200702064351j:plain田中先生がメールで7回の練習とDMV同行で実技試験が良いと行ったので、950ドルくらいをチェックで支払った。
日本みたいに教習所がないので、先生はいつも家に来てくれて、人がいない場所に移動する。
初めは少し郊外のモールの駐車場で運転の基礎を教えてもらって、3回目くらいから公道に。
この辺りから、疑問が増えてくる。。。
死角をチェックする時、体を前に倒して振り返ると何度も言われる。
倒してるのにもっと、そして早くと言われ、全力で、ぶんっ!て感じに振り返ると納得される。YouTubeのチュートリアルでもそんな運転してる人いないし、日本の家族にのちにそれを話したらそれおかしいよって言ってたw
そして、メールで明日何時ですねって言ったくせに、当日こない、電話に出ない、時間間違えるのが3回続く。
そして、7回の練習終わり、田中先生は私の運転に自信満々。
DMVの実技予約をしていたので、受けに行く。
サンタモニカは、自転車ゾーンが多いから落ちやすいと聞いたので、カルバーシティのDMV。15分くらいの実技試験で、厳しい女性の教官。
結果は、15ポイント落としたら失格のところ、45ポイントくらい減点されてて失格。

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試験用紙にはビッシリとコメント書かれてるし、”もっと練習してきて” って睨まれ終わる。
確かに、当時の私はまだ練習が必要だったし、合格するという自信もあまりなく、田中先生はプロだし信じてたw 
しかし、田中先生は私が失格したのに対してびっくりして、立ち去る教官を止め話す。
そしたら、帰り道、急に、
”私、あなたはまだだと思ったのよぉ。もう5回くらい練習しましょう”って。
えっ?
あなたが、受かるって言ったんじゃーーーーーって、困惑。
色々と、打撃大きすぎて、もうこの田中先生ダメだって思い、運転するのも怖くなり、大学も忙しいし2ヶ月くらい運転練習中断。

しかし、急にまたやっぱり車必要だって思って、英語で他の講師を探す。
決めたのは、コリアタウンにオフィスがあるスクール。
なんと講師は、英語、韓国語、日本語、スペイン語が話せるスーパーバイリンガルのおっちゃん。
あまり喋らないけれど、教えてくれるのがとてもうまかった。
第一に言われたコメントは、”振り返るのそんなしなくていいよ”。
ですよね。
そのアドバイス言ってもらえたの、すごく覚えてるw

2時間40ドルくらいで全然安く、田中先生がぼったくりだったとも知る。
田中先生はきっと、ペーパードライバーより、運転経験者が免許をアメリカ用に取り換えるために練習する人とかには良かったのかもしれない。
恨んでも仕方ないので、苦いけど、いい経験だと思っておく。
今だと、笑い話にもなるしね。

数回の練習後、DMV の実技に予約をとってまた行く。
しかし、予約時間から呼ばれるまで2時間待つ。そして、呼ばれてから車で1時間半待機。
予約が1時だったのに、家に帰ってきたらもう5時半くらいだったの覚えてる。
ようやく試験の順番となり、今度の教官は若いおにーちゃん。
“Ok, let’s go!” って感じに気さくに始まる。
前回と同じコースだと思い、信号直進するかと思ったら、曲がってと言われてDMVにすぐ戻るコース。
え、私なんかやらかして失格?って思わせるほどの、パラレル駐車やバックのテストなしのショートコースは5分以下。
でも結果は、原点は4ポイントくらいで合格!

f:id:lavinla:20200701055258j:plain“Congrats! Bye~”って消えてった。
アメリカ人の友達何人かは、教官によって実技はバラバラだから、1回2回はよく落ちるよって言ってたくらい、アメリカは大切な試験でもこんなに波があるんですよw


 

CA州のDMVがオフィスで発行してくれるのは紙。
なので、カードの本物の免許を取得するまでには、まだDMVと数ヶ月戦いが待っていたのでした。

 
長くなったので今日はこの辺りで、パート2の後編をお楽しみに!

 

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