コロナウィルスのため、3月あたりに全てがオンラインになり、ようやくほとんどの大学が卒業式を終えた今、次に待ち構えるのはFall semester。
Fall semesterは日本でいう新学期で、新入生が心待ちにしている大学生活が始まると言うこと。
でも、すでに全ての授業がオンラインになると発表する大学があったり、ドームが開くか開かないか分からなかったり、また、大学が開いてもmodification(緩和)されて授業が行われるなど疑問がたくさんです。
調査では、
5人に1人の新入生のがフルタイムではなく、パートタイムになると。
(フルタイムは12unitsを1学期に取ることで、Financial Aidsが変わってくる)。
約65%の新入生が first choice (一番行きたいとこ)に行かず、学費が安めのところを選ぶ。
27%の家族が学費が払えないかもしれない。
入学を遅らせたり、一時的に大学から離れると決める生徒も(gap year)。
確かに、全てがオンラインになって同じ学費を払うのはどうかと思う。
オンラインだと、施設費用もかからないし、大体の授業でオンラインプラットフォームのCanvas (時々、blackboardとも言われる) をすでに使用しているのでコストも時間も省けてる。
50人ほどのZoomの授業を受けたけれど、とってもストレスフル。
ディスカッションがしづらいし、インターネットの環境が悪かったりする人もいたり、3時間のlaptop での授業はとにかく疲れる。
特に、アート系、医療系、サイエンスは、Hands onと呼ばれる、実技が必要でオンラインでの勉強は難しくなってくる。
でも、大学側は、なかなか学費を減らすのは難しそうな感じ。
アメリカの大学は景気に大きく関係してるし、留学生からの収入が見込めない今、国内の生徒を取り込むのに必死。
スカラシップをもっとあげたり、入学試験のSATなどを一時的に無しにもしてるけれど、なかなか大学投資がしにくくなるし、今後の教育格差はもっと広がっていきそう。
私も大学院が秋に始まるけれど、Fall semesterはいつもと違う感じになりそう。