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Tokyo - U.S.

おすすめ☆視野が広がる米ドラマ

今日は、ファミリードラマで、私の世界観を広げてくれて、学びの多かったドラマをリストアップ。
では、行ってみよー!

The Fosters (フォスター家の事情)


あらすじ
レズビアンカップルのステフ(警察)とリーナ(高校の副校長)は、ティーンの息子(ステフの元夫との子供)、双子の養子と暮らしてる。
あるとき、2人の新たな子供(キャリーとジュード) を*フォスターすることとなり、話は始まる。
(*一時的に、行先のない子供を引き取る) 

2013-2018 に放送され、シーズン5まで続いたドラマ。
今は、長年のNetflix を去って、Hulu と Amazon Prime にお引っ越し。
すごくおすすめで、何回もリピートしてみちゃうTOP3作品のひとつ。

家族の絆は、
"It's not where you come from, it's where you belong
(どこから来たのではなく、あなたがどこにいるかだ) 

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が家族を作るんだって、”家族”の定義を考えさせられる。

個性豊かなキャラクターの恋愛、学校、私生活のストーリに絡まっている、メインテーマは養子システム
いかに、大人の好きなよう働き、子供を振り回しているか。
でも話題はそこに止まらず、銃、LGBTQ+、癌、親権、移民問題など、様々なタイムリーな社会問題を取り入れる。

例えば、DACA(若い頃にアメリカに連れてこられて、不法移民として育った子)の問題について。
私の学校にもDACAで守られてる生徒がいたし、実際にDACAのクラスメイトにも出会った。
話題が親身にも感じてた。

制作でも、様々な歴史を残していった。

  • トランスジェンダ (性転換)したキャラクターを演じていたのは、トランスジェンダのアクター(多くのドラマは、LGBTQ+のキャラクターも、ストレートの人が演じてることが多い。)
  • 後に登場したのは、性転換治療中のキャラクター。
    さらに、そのアクターも実際に、性転換の治療をしている最中だった。
    キャラクターのジャーニーとともに、アクターの実際の変化/成長を捉えているドラマは過去になかった。
  • 一番下の男の子(13)、ジュードは自分の性について疑問を持ち、探す。
    初めの頃は、なんで、男の子はマニキュアが塗ったらダメなの?って、リーナに質問したり。
    そして、シーズン2でナショナルテレビで、最も若いゲイカップルのキスシーンが起こる。
    のちの番組のインタビューでは、
    ”これはスキャンダルでもないし、ゲイカップルは大人になってからしか認められないのはおかしい、だって、ゲイは子供の時からだから”
    って述べてたり。
  • ステフとリーナ、ドラマが始まった時はパートナーで結婚していないが、シーズン1で2人は結婚する。
    その撮影をした日は、カリフォルニアで初めてゲイカップルが合法に結婚できた日でもあった。

出演者も、本当にティーンだったり、ませた行動をしないから、それも好まれる理由かも。
最近のドラマは、24歳くらいの大人が高校生を演じることが多いからね。

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主役を演じるMia Mitchell はDisneyチャンネル映画、Teen beach Movie でお馴染み。

ジュードを元々演じていたのは、ディズニーチャンネルスターのJake T. Austin。
Jakeが降板したので、シーズン3からはNoah Centineo が務め、彼が有名になった理由でもある。

このシリーズが終わった今は、”Good Trouble”っていう、メイン2人のスピンオフが始まった。
LAに移動してきて、法律家とITで働きながら、またも社会問題を中心に話は広がっている。
時々、The Fostersのキャストも登場するし、新しいメンバーも人種も多様。

去年の初めに、公開記念のLA行われたフリーイベント。

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パネルディスカッションで、キャスト、ディレクター、脚本家から生の声も聞けて、ファンとしてはとっても嬉しかった。
個人的には、やっぱりファミリーストーリーのThe Fostersが好きだけれど、内容は面白いと思う。

 

Switched at the birth (スイッチ 運命のいたずら)

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2011-2017、シーズン5まで続いた作品。
Netflix で配信終わったようで、今はHULUで見られるよう。

あらすじ
生まれたときに、病院のミスで子供が間違った両親に渡されてしまう。
ベイは超お金持ちの家庭で、もうのダフニーはシングルマザーの一般家庭で育つ。
あるとき両家族は、このミスを知り、出会うこととなる。
しかし、ダフニーは病気が原因で耳が聞こえないため(deaf)、口を読み話す、または手話をメインに会話をする。

血で繋がっている家族と育ててくれた家族。
わだかまりを少しずつ解きながら、絆を作ってくドラマ。

知られることが少ないDeaf community(ろう文化)が描かれてるところが、このドラマの醍醐味。
手話について初歩的なこと、耳が聞こえない人に対する偏見と、まだ残るチャレンジなども初めて知った。
確かに、主役のダフニーは耳が聞こえるアクターがしているけれど、彼女は手話をもう勉強してマスターして使ってる。
Deaf Actors とも言われる、障がい者のアクターもサブメインキャストとして何人も活躍。

手話だけで会話されるシーンも多く、その時は下に字幕が出る。(例↓) 


慣れるまで、少し違和感があるかもしれないけれど、手話ってこんなに表現豊かに会話できるんだって感じたり。
ドラマだから、全てが真実では無いけれど、知らない世界に気づくきっかけになった。
これを見終わってから、手話を少し学んだし、密かに最近また勉強し始めた笑
結構、高校の外国語の一つとして、アメリカ手話(ASL)が教えられてることも多いんだよね。

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ちなみに、見始めた理由は、ベイの兄弟を演じていたのが、ハイスクールミュージカルでお馴染みのLucas Grabeelだったからだけど笑 

 

 

 
この2つ以外にも、世界観を広げてくれるドラマが多い感じのアメリカ。
(私の好みなのかもだけれどw) 
いろいろな意味を込めて、社会にメッセージを伝える。
よかったら是非。

 

ではまた!

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