Smiley Moments

Tokyo - U.S.

鬼の最終学期

今学期、本当に授業が大変でした。

まぁ、授業選択が悪かったからかもしれないんですが。。。

1つめは、歴史学についての授業。
何かの歴史を学ぶんじゃなくて、歴史の歴史を学ぶ授業。

1週間に2冊ぐらいの勢いでリーディングがあって、
それに伴ったエッセイを毎週書き、ディスカッションするという。
ま、これだけでも相当な時間を食うやつ。

MidtermとFinalだけで、
20枚のエッセイを二つ書いたw 

ファイナルプロジェクトは、
自分の好きなお題を選んで、それの歴史の歴史を研究する的な。
ある生徒は、LGBTQ+ communityの1960年代がどう時代によって書き変わっていったかとか、
あるいは、この場所の歴史はどう書き変わっていったかなど。

私は、2ヶ月やりたいテーマが見つからなくて、
うやむやリサーチ始めたんですが、
結局辿り着いたのが、ディズニーアニメーションスタジオの歴史。
これが案外面白くて。

簡単に言えば、
1980年代に書かれたディズニーアニメーションの歴史と
最近書かれたものでは、歴史は歴史でも書き方やフォーカスとかすごく違う。

ディズニーの歴史の本を12冊読んで、ファイナルペーパーを書きました。
まぁよく読んだな私。
好きなテーマだから、読んでけるのもあるけれど。

Walt Disneyの自伝も3冊ほど読んで、
とある本は合計900ページもある大作で、
春休みに2日間ぶっとうしで読み続けました。

現在は、ほとんどの本がデジタル化されているので、
手軽にいろんな本にパソコンからアクセスできるのは良いものです。

断然、デジタルのほうがスキミングも、
リサーチに使うのにもすごく便利。

個人的な趣味で読みたいときは、やっぱり紙の本がいいですがね。

 

2つ目の授業はもう何度辞めようかと思ったことか。。。
現代黒人政治思想について(Modern black political thought)。

これね、全学期で、黒人の歴史についてかじったから、行けるかと思ったんですが、
ちょおおおおおおおおおおおお
難しかった。

まず、奴隷制度、植民地制度、アメリカの建国、キリスト教、第一次、第二次世界大戦などの
バックグラウンドがないと本当にやってけない。

そして、すごくニュアンスのある、
ネイティブでも、丸一日読み解くにかかるとく、エッセイ読んだり、
膨大な量の哲学と政治思考が混ざったリーディング。
W.E.B. Du Bois
Martin Luther King Jr. 
Frantz Fanon 
James Baldwin 
Ida B. Wells 
などなどなど。

それに加えて、
教授の超、長い隔週のディスカッション問題。

本当に泣きまくりました。

読めるのに、理解できない。
なぜここにこれがくるのか。
J氏にたくさん助けてもらって、なんとか乗り切りましたが。。。

だってネイティブの教授だって、
"このエッセイはすっごい難しくて、一つのパラグラフだけで、軽く1時間読み解くのにかかるけれど、
そんな時間はないから、メインのテーマにフォーカスしまーす”
って言うくらいのだったしw 

Final では James Baldwin の To Be Baptized という80ページくらいの短いエッセイの、
3ページほどくらいにフォーカスを置いて、
たくさんの思想家と照らし合わせて、論文を書き終えました。

いやぁ、3行を読み砕くのに10分ぐらいかかったとこもあったり。
本当に、涙涙のクラスでした。

 

そして最後は、Capstone Project 
いわゆる、修士論文のクラス。

最低25ページという決まりだったので、結構緩めなのですが、
私は結局50ページほどの人生で一番大きな論文となりました。

カテゴリーはメディア/文化研究。

テーマとしては、
ディズニーが偏ったリベラル思想を
どう人間の身体を巧みに操って、正当化させているかっていうような感じ。

いやぁ、日本語で書いてみると本当に訳がわからない内容w 

興味ある方は、論文送るんで連絡ください😅

 

今学期は、J氏に沢山添削を頼みました。
秀才なJ氏に、ぶった斬られまくりながら、
ライティングも少しずつ改善しながら、磨きを上げられました。

結果は、全部のクラスでAを貰えて、無事卒業できると。
晴れて、Class of 2022 として、明後日、ステージを歩いてきます!

とっても楽しみで仕方がないです!

色々、当日の様子はまた報告しますね!

ではまた!

永住権申請終わりました!

すっごくお久しぶりです。

JHUの最終学期、とっても忙しくて、ブログをしている余裕が一切なくて、、、。

 

いやぁ、この数ヶ月いろいろなことがありました。

大学の授業のことは、次のブログに記録するとして、
大きな出来事は、永住権取得でしょうか。

 

1月終わりから始めた、永住権のCR-1ビザ申請。
J氏の面接が米大使館で終わった後は、私の健康診断を韓国の大学病院で。

平日だったし、J氏がソウルまで運転するのにこりごりしてたから(有料道路とか、監視カメラたくさんで、とってもわかりにくい韓国の道路なんですよね。。。)、
私にいる基地から出てるソウルの基地に行くバス(5:45am出発)に乗っていく。。。
そこから、タクシーで大学病院まで。

外国人専門のブースがあって、そこで事務手続きしたら、
レントゲンとか、採血に行くけれど、スピードがすごい。
超高速に色々手続きと検査してくみたいな。
カウンターに行って、紙もらって、
韓国語で説明せれて、
とりあえず指さされた方行って、
更衣室にガウンが適当に置いてあって、それに着替えて、
出てきたらすでに呼ばれて、1分でレントゲン撮影終了w 
こんなはっやいレントゲン撮影初めてだわwww 

病院も新しめで、デパ地下見たいにオシャレなカフェやレストランがあるし。


面倒だったのは、
私は韓国のマイナンバーみたいなのとか、もちろんクレジットカードないから、
Uberみたいなアプリを使えなくて、英語も通じないタクシーを使わなきゃいけないこと。
健康診断後に、
日本大使館で警察証明をもらいに行こうとタクシー乗ったら、
まぁ、住所が通じないこと。
地図や韓国語で見せてるのにwww 
一台目には断られて、二台目は動いてくれたけれど、遠いところに停められて、
土砂降りの中、大使館に行きました。
雨そこまで降らない韓国なのに、こういう時には降るよね。。。

 

そんなこんなで、色々書類を集めて、約1ヶ月前に2回目の面接。
当日は、アメリカ大使館の近くに宿泊して、
朝イチ7:45の予約に行きました。

だけど、待たされること、2時間半。
他の人とかは、10分ぐらい面接してたけれど、私たちは1分。

ちょっとだけ、2人の関係を聞かれて、
猫が2人とも好きで繋がったの〜って言ったら、
素敵ねぇ〜!ってすごいほんわかな感じの審査員さん。
"うん、あなたのアプリケーションは良い感じね〜、ビザ申請を許可します〜、届くから待っててねー”って超ゆるゆるで終わりました。

 

10年前、卒アルかなんかに、”アメリカにずっと住む”って書いたんですよ。
10年かかったけれど、夢叶えました。
どうしたら、アメリカにずっと住んで基盤を立てられるのか、ずっと悩んでたLA生活。
結婚なんて絶対無理だしなって思ってたら、
コロナで人生一転して、
まさかの結婚で、さらにミリタリーの特別措置を使って3ヶ月で取得しました。

人生何が起こるかわからないけれど、
私は何があってもアメリカに戻ってくるような運命なんだなって。

 

振り返ってみれば、
アメリカに興味持ち始めたのは、入院中、ツタヤで借りたDVDについてきたお試しDVDで
Hannah Montanaの入っていたから。

全く何か知らなかったけれど、見てみたらとっても面白くって、
その後、入院中に母親に全部のエピソードを借りてきてもらったw 

きっと、ツタヤが無料視聴版を入れなかったら、
今の私いないと思う!
ありがとうツタヤ!笑

それからとにかく、アメリカ、それもLAに行きたくてしょうがなくって、
15歳の夏に1人でLAに飛んで、大好きになっちゃって、
16歳から色々山あり谷ありだったけれど、ずーっとアメリカを拠点に生活できた。

でも、non-immigrant visaだから、外人でしかない自分のステータス。
なんとも煮えきれない気分で過ごしていた7年ほどのアメリカ生活。

 

そして、たどり着いたImmigrant visa。
これからは、入国も違うゲートになる。
3年後には、市民権もミリタリー枠で早めて申請もできる。
職業も制約なく、色々できる。
逆に、理由がなくても、アメリカにいられるw

色々10年間、漠然として夢見てたことが叶ってみると、
人生って面白いなって思いました。

桜が咲くとっても天気の良い日だった面接日。

     

これからのアメリカ生活が楽しみです。

 

では、またこれから当分は、定期的に更新していこうと思います。

来週はとうとう、大学院の卒業式でステージを歩けます!!!

2020年は、パンデミックで中止で、待ち望んでた式が中止。
大学院生の式は、学士と比べるとこじんまりとなるけれど、
ガウンとキャップをかぶって、ステージで名前を呼ばれて歩くの、
とっても楽しみです!

 

 

 

 

 

韓国で迎えた2022年

あけましておめでとうございます!

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あっという間に、10日になってしまいました。
2021年は2020年+ みたいな、パンデミックの続きという感じで、
2022年があっという間に来てしまった印象。

 

オミクロン株が広まって、韓国の米軍も打撃を受けている最近です。
外食や、ソウルへの移動が禁止されています。。。

今月末には、東海岸に旅行予定で、J氏の両親にも会う予定だったのですが、
色々なリスクを考えてキャンセルになりました。

5月の私の卒業式と一緒に飛べればいいなーって考えています。
飛行機のチケットは、少し良いシートを選んでいたので、
100% eCredit として返金してもらいました。


なんだかんだバタバタしていた、年末年始。

J氏もテレワークが増えたり、外出ができなかったりと、
2人である意味過ごす時間がとてつもなく長かった年末年始。
やはり揉めることもありました。

もう書くのすら面倒なレベルなのですが、
やはり、結婚生活1年目は波乱だっていうのがよくわかるような感じですかね。
デートと婚約期間が短かかっただけあって、
まだ探り探りのところもありますし。

新年の抱負は、
COMMUNICATION って2人で決めました。

先延ばしにしないで、本音を素直に語って、解決策を見つけていこうって。

 

新年は、数人で集まって、J氏が主に作ったBeef Wellingtonを食べました。

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横で、色々手伝っていたのですが、そこそこ美味しくできたので大満足。
ビーフのピンク色はプロな感じでした。

 

年末年始、一番辛かったのは、一切お正月に関わるものがなかったこと。
LAにいた時は、日系スーパーに行けば、お節を初め、
お餅も、飾りも、そばも簡単に変えたのに。。。

仕方なく、韓国スーパーで小豆を買ってきて、炊いてみるものの、
豆がとっても硬くて、あんこを作るのに5時間ほどかかりました。
白玉をMochikoで作って、簡易お餅を楽しみました笑

そんな感じで、インスタで美味しそうなみんなのお節料理を見たりと、寂しい思いをしていた正月。
2日になって、基地のスーパーでようやく蕎麦を見つけました!

二日酔いだったので、シンプルに焼き野菜をのっけた年越しちゃった蕎麦。
J氏もパクパク食べてくれた卵焼きと南瓜の煮物を食べました。

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そのほかでは、ITコンロが壊れて、触ってもいないのにスイッチが入ったり消えたりする状態に新年からなったことでしょうか。
真夜中でも昼間にもお構いなく、
ピッピッピ
って突如4日くらいなり続いていたので
流石に、頭が痛くなりました。

 

大学院が冬休みの間だけ、Netflix に再加入しました!
そこで、楽しかった番組を少し記録。

 

Netflix オリジナルでミニシリーズの
The Queen's Gambit 

話の展開も口説くないし、
衣装もカメラワーク、そして俳優の演技に引かれちゃう。

元孤児のベスは、チェスの天才児。
薬物依存と戦いながらも、世界一になるために、
人との関わり合いを大切に、生き抜いていくストーリー。

チェスを全く知らなかった私だけれど、
スリル感もあるし、ロマンス中心でもなく、とっても面白かった。

Bennyを演じてるイケメンがどこかで見たことあるなーーーって思っていたら、
Game of ThronesのJojen を演じてた俳優さんでした。

かっこいい

これを見終わった後に、同じ監督がこの作品の前に作っていた、
西部テーマのGodless を見たのですが、
似たキャストとストーリー構成だったかなーって。
でも、The Queen's Gambit の方が断然に総合的に良かったです!

 

Netflix オリジナル映画の、Marriage Story 

 

新婚にはきっと向かない話なんですが、
まぁ、簡単に言えば、
LA出身の妻、旦那の夢を叶えるためにNYCに移って生活している。
でも、子供が大きくなってきて、すれ違いが生じ始めて、妻はLAに戻ってきて生活をしたいとる。
離婚の過程を切実にドキュメントしていく物語。

いやぁ、最後の方にある、
Scarlett Johansson と Adam Driver のこのシーンは本当に圧巻。

ハッピーエンドなストーリーではないけれど、
人間の様々な感情を描いた作品でした!

というか、The House of Gucci でも活躍していた、Adam Driver に最近惹かれてます笑笑

 

さて、今年はどんな一年になるのかな。

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夫婦、一緒に頑張ってきます。